図面の脇に 素材の出発地を示す 小さな地図を併記し 風土と機能の関係を 可視化します。 北の寒風で締まった木は 床で足裏に落ち着きを生み 南の陽で育った綿は クッションで軽やかさを運ぶ。 由来を空間の方角 動線 触れる頻度に結び 意味のある配置計画へつなげます。
FSC や PEFC は 森林の健全性を知らせ GOTS と OEKO-TEX は 繊維の安全性を伝えます。 証明書は 図面の凡例としても活用でき 納まり図の脚注に 表示基準を添えれば 現場での迷いを減らせます。 ラベルを飾りではなく 仕様の前提に落とし込み 選定会議の共通語にしましょう。
北海道の製材所で 霧の朝に切り出された朽木再生板を 玄関框に採用し 端部に日付と職人名を刻む。 西陣の織元から届いた 余り糸のストライプは ダイニングのランナーに仕立て 家族の記念日に活躍。 物語が仕上げを越えて 日々の会話と誇りへ 育っていきます。